児童発達支援センター
プロポーザルコンペ案

  • 施工年:-
  • 計画地:千葉県流山市
  • 敷地面積:-
  • 延床面積:約650㎡
  • 規模:地上1階
  • 構造:RC造、鉄骨造、木造

千葉県流山市の児童発達支援センターのプロポーザルコンペである。既存建物は、市の公民館と児童発達支援センターが一体となっている。原設計の建物は、綿密に計画された建物ではあったが、法改正等、需要の変化等により必要となった増改築が、限られた予算、期限とうにより十分な検討を行えないまま繰り返された結果、各機能が分断され、管理動線を確保できておらず、職員に使いづらい施設となっていた。そこで私たちは、管理上の課題を解決し、子供たちが健やかに生き生きと過ごせる環境に整える為、既存棟、増築された各棟の中心に中庭及び連結通路となる「陽だまりの庭」を計画した。「陽だまりの庭」通風・採光を確保するだけでなく、平面的には回遊性をもつ各機能をつなぐ役割を持つとともに、外部から適度に距離を取った静的環境の中庭として機能となる。また、子供の空間体験として、様々な発見を促すよう回廊にはリズムを設け勾配の連続した屋根形状とした。

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